合わせ硝子和紙挟み表札 みやび
エクステリアのサインで和紙を挟んで作られたガラスサインは幾つかあると思いますが、あまり大きなサイズではなく、和紙の一枚挟み込まれているものがほとんどです。 プレミアムガーデンクラブでは、もっと魅力的なものができないものかと考え、大きな硝子板、W300×H1000のガラス板に2枚の和紙を挟み込んだサインを考えました。2枚挟みはむずかしかったのですがガラス板の厚みを考えたり工夫をして何とか完成させることができました。
和紙は、阿波の手漉き和紙わ使用していますが、硝子板に挟まれた和紙の両側に特殊樹脂膜わ貼っているので、紫外線を90%以上カットしてくれるのであまり色褪せはしません。
合わせガラス和紙サイン「みやび」を制作する時には、図面を作り、お客様には、和紙を2色選んでもらいます、硝子の表面に名前を彫り込んで色を付けますが、名前の部分と、残りの下の部分に挟み込む和紙を選んでもらいます、和紙の巾は同じですが、長さはガラスサイズに収まるサイズであれば自由にできます。 もうひとつお客様に字体を選んで頂きます、和文字・欧文字の両方を選んで政策される方が多いのですが、どちらかひとつでも大丈夫です。この現場では和文字06と欧文字05を選んでいます。
この現場は、阿波手漉き和紙の春雨紙揉み染を使用しています、和紙の中でも一番薄いもので春雨が落ちたような小さな穴の開いた紙を一枚一枚職人が手染めした和紙です。春雨紙揉み染めは24色あり、その中から名前の部分の上部をP-24で下の部分をP-4で政策したものです。 文字は和文字が07で欧文字が07になります。
この現場の合わせ硝子和紙サイン「みやび」は阿波手漉き和紙の金和紙を使用しています。金和紙は麻の繊維を漉き込み、手染めした風合いのある和紙です。金和紙のL-16を上部名前部分に使用して、下の部分はL-14を使いました。 和文字が04で欧文字が09になります。
金和紙のカラー